三字熟語

出鱈目

(でたらめ)

根拠のないことや、筋の通らないいいかげんな言動。


4文字の言葉 / 「て・で」から始まる言葉
出鱈目 ことば
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意味

「出鱈目(でたらめ)」とは、根拠がなく、話や行動に一貫した筋が通っていないという意味です。
いいかげんな話や行動を非難するときに多く使われるほか、「数字を出鱈目に並べる」のように、決まりや順序なしに思いつくままにする意味でも使われます。

語源・由来

「出鱈目」は、もとはさいころを振って出た目をそのまま受け入れるという意味の言葉から生まれたと考えられています。
さいころの目は自分の意志や根拠とは無関係に決まるため、そこから根拠のない言動を指す言葉として使われるようになりました。

「出鱈目」は当て字で、「出」と「目」はさいころの出た目を表していますが、「鱈」は「たら」の音を借りただけの字です。
「鱈」は魚のたらを表す、日本で作られた国字で、いいかげんという意味とはつながりません。

使い方・例文

名詞としてだけでなく、「出鱈目な」という形容動詞の形でもよく使われる言葉です。

  • 彼の説明はあまりに出鱈目で、誰も本気で信じなかった。
  • 急いで作った資料は数字が出鱈目で、上司に突き返された。

類義語・関連語

この言葉と同様に、根拠のないいいかげんな物事を表す言葉には、次のようなものがあります。

  • 嘘八百(うそはっぴゃく):
    事実でないことを、次々と並べ立てて言うこと。
  • 根も葉もない(ねもはもない):
    噂や話に、まったく事実の裏付けがないこと。
  • 荒唐無稽(こうとうむけい):
    話や考えに現実味がなく、とても信じられないこと。
  • 事実無根(じじつむこん):
    述べられていることが、事実にまったく基づいていないこと。

「出鱈目」と類義語の違い

5語とも根拠のなさを表しますが、対象とする範囲や主に使われる場面が異なります。

語句中心にあること主に使われる場面
出鱈目
(でたらめ)
根拠のない、いいかげんな言動全般話や行動、仕事ぶりなど幅広い対象
嘘八百
(うそはっぴゃく)
事実でない話を並べ立てること誰かの発言や説明を非難する場面
根も葉もない
(ねもはもない)
噂や話に裏付けが一切ないこと噂を打ち消す場面
荒唐無稽
(こうとうむけい)
現実離れしていて信じがたいこと空想的な話や計画を評する場面
事実無根
(じじつむこん)
事実に基づかないと否定すること報道や指摘などを打ち消す場面
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英語表現

talk nonsense

根拠のないことを言う、という基本の言い回し。

Stop talking nonsense and tell the truth.
(出鱈目を言うのはやめて、本当のことを言いなさい。)

a cock-and-bull story

とても信じられない、出鱈目な作り話を指す言い回し。

That excuse sounds like a cock-and-bull story.
(その言い訳はまるで出鱈目な作り話に聞こえる。)

「出鱈目」は根拠のなさ、「いいかげん」は投げやりさを言う

「出鱈目」と「いいかげん」は、「出鱈目な(いいかげんな)話をする」「出鱈目な(いいかげんな)暮らし」のように、勝手放題という意味ではどちらを使っても通じます。
ただし、「出鱈目」の中心は思いつくままで根拠がないこと、「いいかげん」の中心はやり方が中途半端で無責任なことにあり、どちらか一方しか使えない場面があります。

語句中心にあること言い換えられない例
出鱈目
(でたらめ)
思いつくままで、根拠がないこと「その記事の内容は出鱈目だ」を「いいかげんだ」にすると、事実でないという意味が伝わらない
いいかげんやり方が中途半端で、投げやりなこと「掃除をいいかげんに済ませる」を「出鱈目に済ませる」とは言わない
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