意味
「狐疑逡巡(こぎしゅんじゅん)」とは、疑い深くてなかなか決心できず、ぐずぐずするという意味です。
- 狐疑(こぎ):疑い深く、決心がつかないこと。
- 逡巡(しゅんじゅん):ためらうこと。
語源・由来
この言葉は、「狐疑」と「逡巡」を重ねた語です。
「狐疑」は、キツネの性質が非常に用心深いことから、疑い深くてなかなか決心がつかないことをいいます。
「逡巡」はためらうことです。
「狐疑」の語は、古代中国の詩集『楚辞』(= 屈原らの作品を集めた書物)の離騒という作品の、次の一句に出てきます。
欲從靈氛之吉占兮,心猶豫而狐疑。
(霊氛の吉という占いに従おうと思うが、心はためらい、疑っている。)
使い方・例文
「狐疑逡巡する」の形でも使います。
- 転職の誘いを受けたが、狐疑逡巡するうちに返事の期限が過ぎた。
- 新しい機械の安全性を疑い、狐疑逡巡したまま導入を決められなかった。
- 契約書に判を押すべきか、狐疑逡巡している暇はもうない。
類義語・関連語
決断が鈍く、ぐずぐずしている点が共通する語です。
- 優柔不断(ゆうじゅうふだん):
気が弱く決断力に乏しいこと。
「狐疑逡巡」と「優柔不断」の違い
どちらも決断が鈍いことを言います。
「狐疑逡巡」は疑い深くて決心がつかないこと、「優柔不断」は気が弱く決断力に乏しいことを表します。
| 語句 | 意味 |
|---|---|
| 狐疑逡巡 (こぎしゅんじゅん) | 疑い深くて決心がつかず、ぐずぐずすること |
| 優柔不断 (ゆうじゅうふだん) | 気が弱く決断力に乏しいこと |

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