慣用句

付かず離れず

(つかずはなれず)

近寄りすぎることも遠ざかることもなく、ほどほどの間合いで付き合いを続けること。どちらにも偏らない立場をとることにもいう。

異形:つかず離れず

7文字の言葉 / 「つ・づ」から始まる言葉
付かず離れず ことば
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意味

「付かず離れず(つかずはなれず)」とは、相手に近づきすぎず、かといって離れてしまうこともなく、ほどよい距離を保って関係を続けるさまをいいます。
また、どちらの側にも寄らない、中立の態度をとるさまにも使います。

語源・由来

この言葉は、「付く」と「離れる」をそれぞれ「ず」で打ち消し、二つ並べた形です。
くっつきもしなければ離れもしない、その間の位置を言い表しています。
かなを交えて「つかず離れず」と書くこともあります。

使い方・例文

  • 隣の席の彼とは、入学以来ずっと付かず離れずの仲が続いている。
  • 社内の派閥争いに対して、部長は付かず離れずの立場を守った。
  • 母は、嫁いだ姉の家庭と付かず離れずの距離で関わっている。

類義語

近すぎず遠すぎない間柄を表す言葉です。

  • 不即不離(ふそくふり):
    二つのものが、くっつきすぎず離れもしない間柄。
    「即」は、そばにくっつくという意味。

「不即不離」のもとは仏典

「付かず離れず」と同じ意味の四字熟語「不即不離」は、仏教の経典『円覚経えんがくきょう』に出てくる言葉です。
中国で編まれた仏教用語の事典では、水と波を例にして説明されています。
波は水と区別されるものなので「即(= くっつく)」ではなく、それでいて性質はどちらも同じ水なので「離(= はなれる)」でもない、というとらえ方です。

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