慣用句 故事成語

宋襄の仁

(そうじょうのじん)

無益な情けや哀れみをかけたせいで、逆に自分が痛い目を見ること。宋の襄公の故事から。


8文字の言葉 / 「そ・ぞ」から始まる言葉
宋襄の仁 ことば
スポンサーリンク

意味

「宋襄の仁(そうじょうのじん)」とは、かける必要のない情けを相手にかけて、かえって自分がひどい目にあうという意味です。
役に立たない思いやりを指して使います。

  • 宋襄(そうじょう):中国の古い国、宋の君主の襄公。
  • 仁(じん):人を思いやる心。情け。

語源・由来

この言葉は、『春秋左氏伝しゅんじゅうさしでん』に記された、中国の宋そうの君主・襄公じょうこうの故事に基づきます。
襄公じょうこうは楚その軍と川のほとりで戦ったとき、敵が川を渡りきらないうちに、また陣を整えないうちに攻めようという家臣の進言を二度とも退け、敵の構えが整ってから攻めて大敗しました。
敗戦を責められた襄公じょうこうは、立派な人物は隊列の整っていない敵を攻めないものだと答えたと伝えられます。

使い方・例文

人のお人よしなふるまいを、愚かだと笑うときによく使われます。

  • 弱った相手に手加減して逆転負けとは、まさに宋襄の仁だ。
  • 取引先を気の毒に思って支払いを待ったら倒産され、宋襄の仁に終わった。
スポンサーリンク

コメント

URLをコピーしました