意味
「贅沢三昧(ぜいたくざんまい)」とは、心のままに、したい放題の贅沢をするという意味です。
ただ贅沢をするのではなく、贅沢のし放題にふける様子を言う言葉です。
語源・由来
この言葉は、「贅沢」に接尾語の「三昧」を付けた語です。
接尾語の「三昧」には、「そのことに熱中する」「ともすればその傾向になる」「心のままにする」という意味があり、「贅沢三昧」は三つ目の「心のままにする」の例です。
使い方・例文
「贅沢三昧に暮らす」「贅沢三昧の生活」「贅沢三昧な生活」のように、暮らしぶりを言う形で使います。
- 宝くじが当たった叔父は、仕事を辞めて贅沢三昧の日々を送っていた。
- 会社の金で贅沢三昧をしていた社長が、背任の疑いで逮捕された。
- 若いころ贅沢三昧に暮らした祖父は、晩年には質素な生活を好んだ。
対義語
- 質素倹約(しっそけんやく):
贅沢をせず、むだを省いてつつましく暮らすこと。
英語表現
live in the lap of luxury
何不自由のない、ぜいたくな暮らしを送ること。
After selling his company, he lived in the lap of luxury.
(会社を売ったあと、彼は贅沢三昧に暮らした。)
「贅沢三昧」の「三昧」はもともと仏教の言葉
「三昧」は、古代インドの言葉サンスクリット語の samādhi(サマーディ)に漢字を当てたもので、仏教で、心を一つの対象に集中して乱れない状態を言います。
本来の読みは「さんまい」で、日本ではもともと、念仏やお経を唱える場で使われていました。
「念仏三昧」は、この仏教での使い方を残している言葉です。
近世以降、仏教の色合いを離れ、「ある一つのことだけをする」「心のままである」という意味が生まれ、濁って「ざんまい」と読まれるようになりました。
「放蕩三昧」「悪行三昧」「贅沢三昧」はこの流れにある言葉です。
また「読書三昧の暮らし」のように、一つのことに打ち込むという意味でも使われます。

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