意味
「苦杯を喫する(くはいをきっする)」とは、にがくつらい経験をするという意味です。
「苦杯をなめる(苦杯を嘗める)」と同じ意味の言葉です。
- 苦杯(くはい):にがい経験。つらい経験。
- 喫する(きっする):ここでは、飲むこと。
語源・由来
この言葉の「苦杯」は、もとはにがい酒を入れたさかずきのことです。
そこから転じて、にがい経験を指すようになりました。
にがい酒の杯を飲むことを、つらい経験をすることにたとえた言い方です。
使い方・例文
- 我がチームは決勝で同じ相手に、二年続けて苦杯を喫した。
- 新製品は他社との価格競争で苦杯を喫し、半年で販売を終えた。
- 初めての選挙で苦杯を喫した候補は、四年後に雪辱を果たした。
書き間違いに注意
「苦杯」を「苦敗」と書くのは誤りです。
「杯」はさかずきの字で、にがい酒を入れた杯から来た言葉だからです。
類義語・関連語
どれも、つらい経験を表す言葉です。
- 苦杯をなめる(くはいをなめる):
「苦杯を喫する」と同じ意味の言い方。 - 苦汁をなめる(くじゅうをなめる):
つらくて嫌な思いをすること。にがい経験をすること。 - 辛酸をなめる(しんさんをなめる):
苦しく、つらい目にあうこと。

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