慣用句

辛酸をなめる

(しんさんをなめる)

つらく苦しい目にあうこと。苦しいことを経験すること。

異形:辛酸を嘗める/辛酸を舐める

8文字の言葉 / 「し・じ」から始まる言葉
辛酸をなめる ことば
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意味

「辛酸をなめる(しんさんをなめる)」とは、苦しくつらいことを身をもって経験するという意味です。
「なめる」には、舌で味わうという意味のほかに、つらいことや苦しいことを経験するという意味があり、この言葉はその使い方の一つです。
漢字では「辛酸を嘗める」「辛酸を舐める」とも書きます。

  • 辛酸(しんさん):つらく苦しいこと。
  • なめる:ここでは、つらいことを経験すること。

使い方・例文

  • 社長は就任の挨拶で、創業のころに辛酸をなめた日々を振り返った。
  • 戦後の混乱期に辛酸をなめた人々の証言を、番組は丁寧に伝えた。
  • 若いころに辛酸をなめてきた人だからこそ、部下の苦労によく気づく。

類義語・関連語

どれも、つらく苦しい経験を表す言葉です。

  • 苦汁をなめる(くじゅうをなめる):
    にがい経験をする、苦しい思いをするという意味の慣用句。
  • 艱難辛苦(かんなんしんく):
    つらい目や困難な目にあって苦しみ悩むこと。たいへんな苦労。

「辛酸をなめる」と「苦汁をなめる」の違い

「辛酸」はつらく苦しいこと、「苦汁」はにがい汁から転じてつらい経験のことで、どちらも「なめる」と結んでつらい経験をしたことを表し、意味はほぼ同じです。
「苦汁」と音が同じ「苦渋」は、苦しみ悩むことを表す別の語で、「苦渋を味わう」「苦渋の色を浮かべる」のように使います。

英語表現

go through the mill

多くの問題や困難を経験する意の句。

She went through the mill after her company went bankrupt.
(会社が倒産したあと、彼女は辛酸をなめた。)

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