慣用句

軍配が上がる

(ぐんばいがあがる)

試合・競争・論争などで、勝ち、または優勢と判定されること。

異形:軍配を上げる

8文字の言葉 / 「く・ぐ」から始まる言葉
軍配が上がる ことば
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意味

「軍配が上がる(ぐんばいがあがる)」とは、争いの結果、一方が勝ちと判定されるという意味です。
勝ち負けがはっきりつく試合だけでなく、競争や論争で一方が優勢だと判断される場合にも使います。

語源・由来

この言葉は、相撲で行司ぎょうじが、勝った力士の側に軍配を上げて勝敗の判定を示すことから来ています。
そこから転じて、試合や勝負、競争、論争などで、勝利や優勢の判定が下ることを言うようになりました。
「軍配」は軍配団扇うちわの略で、戦国時代の武将が自分の軍を指揮するのに使った道具です。

土俵の上で、烏帽子をかぶり紫の装束を着た行司が、房のついた黒い軍配を胸の高さに掲げて構えている
軍配を手にした行司(第36代木村庄之助)

使い方・例文

判定する側から言うときは「軍配を上げる」、判定される側から言うときは「軍配が上がる」を使います。
勝ったほうは「〜に軍配が上がる」の形で示します。

  • 接戦となった試合は、判定の末に挑戦者に軍配が上がった。
  • A案とB案のデザインを比べた結果、使いやすさでB案に軍配が上がった。
  • 味比べの企画で、審査員の多くは老舗の店に軍配を上げた。
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行司が軍配を使い始めたのは江戸時代

相撲の行司が軍配団扇を使うようになった時期には、元禄年間(1688〜1704年)ごろとする説と、寛政年間(1789〜1801年)ごろとする説があります。
それ以前は、扇子や唐団扇からうちわなども使われていました。
武士が戦の合間に相撲を取ったとき、軍配で勝負を判定したのが始まりだという言い伝えもあります。

行司の軍配は、カシ・シタン・カリンなどの堅木かたぎで作り、縁を金属で巻いたもので、形は円形・小判形・ひょうたん形などがあります。
重さは750グラムから1キログラム前後です。
上位の行司が使うものは先輩から譲り受けることが多く、「譲り団扇ゆずりうちわ」と呼ばれます。

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