慣用句

言葉の綾

(ことばのあや)

細かな含みを持たせたり、話のついでに付け足したりするために工夫した、飾りのある言い方。

異形:言葉のあや

6文字の言葉 / 「こ・ご」から始まる言葉
言葉の綾 ことば
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意味

「言葉の綾(ことばのあや)」とは、言葉を飾って工夫した、巧みな言い回しのことです。
細かな含みを持たせたり、話のついでに一言添えたりするときの言い方を指します。
今では、受け取り方が何通りにもできる、入り組んだ表現をいうこともあります。

語源・由来

この言葉の「綾」は、模様を織り出した絹織物のことです。
その「綾」に「言葉の」を付けた形で、飾りを加えた言い方を表します。

使い方・例文

「あれは言葉の綾だ」の形で、ただの言い回しで文字どおりの意味ではないと断るときにも使われます。

  • 「もう二度と来ない」と言ったのは言葉の綾で、本気で怒ったわけではない。
  • 校長先生のあいさつは言葉の綾に富んでいて、最後まで飽きずに聞けた。
  • 規約のこの一文は言葉の綾が多く、二通りの意味に読めてしまう。

英語表現

figure of speech

言葉を文字どおりではない意味で使った言い回しを指す表現。

When I said I would never come back, it was just a figure of speech.
(もう二度と来ないと言ったのは、ただの言葉の綾です。)

綾は斜めの筋が浮かぶ織物

織物の「綾」は、たて糸とよこ糸が交わる点が斜めに並び、布の表に斜めの筋が浮かぶ組み方を指します。
斜文しゃもん織とも呼ばれ、平織・繻子しゅす織と並ぶ、織物の基本の三つの組み方の一つです。
平織よりも手ざわりが柔らかく、繻子しゅす織に次ぐつやがあります。

綾の技法は中国で生まれ、日本には5世紀後半に伝わったとみられています。
法隆寺や正倉院に伝わる布の中には、天馬や獅子の模様を織り出した綾もあります。

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