意味
「朴念仁(ぼくねんじん)」とは、口数が少なく、人に対して愛想に欠ける人のことです。
また、頑固で、物事の筋道が分からない人のこともいいます。
使い方・例文
- 父は朴念仁で、客が来てもろくに口をきかない。
- あの朴念仁に何を説明しても、聞く耳を持たないだろう。
- 職人気質の朴念仁だが、仕事の腕はたしかだ。
類義語
どちらも、話の通じない人を指す言葉です。
- 唐変木(とうへんぼく):
気が回らない人や、話の通じない人をけなす言葉。無口かどうかは問わない。 - 分からず屋(わからずや):
物の道理が分からない人。
木の皮をはぐ字だった朴念仁の「朴」
「朴念仁」の「朴」は、もとは木の皮をはぎ取ることを表す字です。
皮をはいだだけで、彫り物などの飾りを加えないことから、飾り気がない、ありのまま、という意味に使われるようになりました。
「素朴」や「朴訥(= 飾り気がなく口数が少ないこと)」の「朴」も、この意味です。

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