意味
「大なり小なり(だいなりしょうなり)」とは、大きい小さいの違いはあってもという意味です。
程度が大きいか小さいかを問わず、そのことに変わりはないという気持ちを表します。
語源・由来
この言葉の「なり」は、「AなりBなり」の形で並べた中のどれか一つを選ぶ意味(…か…か)を表す助詞です。
「大なり小なり」は、大きいか小さいか、そのどちらであってもという組み立てになっています。
この助詞の「なり」は、昔の文章で使われた「〜である」の意味の「なり」から変わったもので、江戸時代ごろから助詞として使われるようになりました。
同じ意味で「大なれ小なれ」という言い方もあります。
使い方・例文
- 引っ越しをすれば、家具の買い替えなどで大なり小なり出費がかさむものだ。
- 誰でも大なり小なり苦手な科目を抱えているから、気にしすぎなくていい。
- 今回の台風では、町内のほとんどの家が大なり小なり被害を受けた。
類義語・関連語
程度の差を問わないという意味で、次の言葉がほぼ同じ意味です。
- 多かれ少なかれ(おおかれすくなかれ):
数や程度に多い少ないの違いはあっても、ということ。

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