意味
「筋金入り(すじがねいり)」とは、体や考え方がしっかり鍛えられていて、たやすく揺らがないほど強いことをいいます。
もとは、補強の細長い金属が中に入っていることを指す言葉で、そこから人の心身の強さのたとえになりました。
語源・由来
この言葉は、「筋金」が「入っている」ことを表す語です。
「筋金」は、物を丈夫にするために取り付ける細長い金属で、武具や長い柄の棒、板戸などに使われ、飾りを兼ねることもありました。
筋金を入れた物が頑丈であることから、鍛えられて強い体や思想を「筋金入り」と言うようになりました。

使い方・例文
「筋金入りの〇〇」のように、あとに人や物を表す言葉を続けて使えます。
- どれほど圧力をかけられても信念を曲げなかった、筋金入りの記者だった。
- 毎朝十キロを走り続けてきた彼女の足腰は、まさに筋金入りだ。
- 祖父は六十年も同じ球団を応援し続けている、筋金入りのファンだ。
- 古い蔵の扉は筋金入りの頑丈な作りで、少々のことでは壊れない。
類義語・関連語
信念を貫く心の強さを表す言葉です。
- 気骨(きこつ):
自分の信念を守り、どんな障害にも屈しない強い心。体の強さにも使う「筋金入り」と違い、心の強さだけを言う。「きぼね」と読むと気苦労の意味になる別の語。
英語表現
dyed-in-the-wool
考え方や習慣、気質が深くしみこんでいて変わらないさま。
もとは、織る前の繊維の段階で染めた布地。
He is a dyed-in-the-wool baseball fan.
(彼は筋金入りの野球ファンだ。)

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