意味
「衆寡敵せず(しゅうかてきせず)」とは、人数の少ない側が大勢を相手に争っても、勝ち目はないという意味です。
「寡は衆に敵せず」という形でも使われます。
- 衆(しゅう):人数が多いこと。大勢。
- 寡(か):人数が少ないこと。
- 敵せず(てきせず):張り合えない。かなわない。
語源・由来
この言葉は、中国の歴史書『三国志』に出てくる話がもとになっています。
後漢の末、董卓という武将が乱を起こしたとき、兵を集めて討とうとした兄を、弟が、今は兵の数でかなわないと説いて思いとどまらせました。
このとき弟が口にした「衆寡不敵」を日本語の読み方にしたのが、この言葉です。
使い方・例文
- 相手は三十人、こちらは五人では衆寡敵せず、交渉は押し切られた。
- 反対したのは私一人で、衆寡敵せず、会議の結論は覆らなかった。
類義語・関連語
- 多勢に無勢(たぜいにぶぜい):
大勢の相手に少ない人数で立ち向かっても、とてもかなわないこと。意味はほぼ同じ。

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