意味
「寒苦鳥(かんくちょう)」とは、悟りを求める努力をせず、なまけて過ごす人をたとえた想像上の鳥のことです。
インドのヒマラヤにすむとされる鳥で、「かんくどり」「かんくとり」とも読みます。
俳句では冬の季語として使われます。
語源・由来
この言葉は、仏教で語られる鳥の話から来ています。
この鳥は、夜になると雌が寒さのつらさを嘆き、雄は朝が来たら巣をこしらえようと鳴きます。
ところが朝日が昇って暖かくなると、夜の寒さを忘れ、巣を作らないまま怠けてしまいます。
仏教では、悟りへの努力を怠る人をこの鳥になぞらえます。
使い方・例文
- 住職は、修行を明日に延ばしてばかりの弟子を寒苦鳥にたとえた。
- 法話で寒苦鳥の話を聞き、怠けがちな自分の毎日を省みた。
- 句会で、冬の季語として寒苦鳥を詠み込んだ句が出された。


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