慣用句

お門違い

(おかどちがい)

訪ねる家を間違えること。また、相手や目当てを取り違えて見当がはずれていること。

異形:御門違い/門違い

6文字の言葉 / 「お」から始まる言葉
お門違い ことば
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意味

「お門違い(おかどちがい)」とは、訪ねていく家を取り違えることをいいます。
また、話や頼みを向ける相手、目当てを間違えていることも指します。
「門(かど)」は家の出入り口のことで、家そのものも表します。

語源・由来

この言葉は、「門違い」の頭に「お(御)」が付いた形です。
「門違い」は、間違えてよその家へ行ってしまうという意味で、目指す方向や目標を誤ることにも使われます。
同じ意味で「かどたがい」「かどちがえ」とも言います。

使い方・例文

相手や目当てを取り違える意味では、「〜に文句を言うのはお門違いだ」のように、向ける相手の誤りを指す形で使えます。

  • 隣の家と間違えて呼び鈴を押し、お門違いだと気づいてあわてて謝った。
  • 決めたのは部長なのに、私に文句を言うのはお門違いだ。
  • 店員に値上げの不満をぶつけるのはお門違いというものだ。
  • 自分の失敗を棚に上げて親を責めるなんて、お門違いもいいところだ。
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類義語・関連語

いずれも、向けた先や考えが正しいところから外れていることを表す言葉です。

  • 見当違い(けんとうちがい):
    見込みや判断を誤ること。方角を取り違える意味もある。
  • 筋違い(すじちがい):
    道理に外れていること。見当違いの意味でも使う。
  • 的外れ(まとはずれ):
    大事な点を外していること。矢が的を外れることから。

「笑う門」の「かど」も家のこと

「お門違い」の「門」は、建物の門だけでなく、家そのものを指す言葉でもあります。
漢字の「門」にも、もともと「いえ」「いえがら」の意味があります。
家の出入り口を「門口(かどぐち)」、家を出て旅立つことを「門出(かどで)」、正月に家の前に立てる飾りを「門松(かどまつ)」と呼ぶのも、この「かど」です。
ことわざの「笑う門には福来たる」の「門」も家のことで、笑い声の絶えない家に幸運が訪れるという意味です。

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