慣用句

鎌をかける

(かまをかける)

相手にさりげなく巧みに問いかけ、自分が知りたい本当のことを口にさせようとすること。

異形:鎌を掛ける/鎌を引っ掛ける

6文字の言葉 / 「か・が」から始まる言葉
鎌をかける ことば
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意味

「鎌をかける(かまをかける)」とは、知りたいことを相手がうっかり話すように、それとなく誘いをかけるという意味です。
正面から問い詰めるのではなく、さりげない問いかけで本当のことを言わせようとするところに、この言葉の特徴があります。

もう一つ、それとなく相手の気を引いてみる、誘惑するという意味もあります。
漢字で「鎌を掛ける」と書くほか、「鎌を引っ掛ける」と言うこともあります。

使い方・例文

  • 「昨日、駅前で見かけたよ」と鎌をかけたら、弟はあっさり寄り道を白状した。
  • 刑事は世間話のふりをして鎌をかけ、容疑者の話の食い違いを引き出した。
  • 鎌をかけられているとも知らず、彼は秘密の計画を得意げに話してしまった。
  • 気のあるそぶりで鎌をかけてみたが、相手は少しも乗ってこなかった。

類義語・関連語

どれも、相手にそれとなく働きかけて話を引き出す言葉です。

  • 水を向ける(みずをむける):
    相手がある話を始めるよう、うまく仕向けること。秘密を言わせる場面に限らず、相手の関心をこちらの思う方へ向けるときにもいう。
  • 探りを入れる(さぐりをいれる):
    相手の考えや事情、隠していることを、気づかれないように調べたり聞き出したりすること。

しゃべらせて漏らす「語るに落ちる」

「語るに落ちる」は「問うに落ちず語るに落ちる」を縮めた言い方で、問い詰められるとなかなか言わない人も、自由に話させるとうっかり秘密を口にしてしまうという意味です。
正面から問いただすより、相手にしゃべらせたほうが本当のことが出てくるという点で、鎌をかけるやり方と通じ合う言葉です。

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