意味
「出来心(できごころ)」とは、あらかじめ計画したものではなく、そのときの弾みで心に浮かんだ悪い考えのことです。
よい思いつきには使わず、よくないことについてだけいう言葉です。
語源・由来
この言葉は、「出来る」(= 生じる、起こる)の「出来」に「心」を合わせた形で、その場で心に生じた考えを表します。
古典落語にも同じ名の演目があり、空き巣に入った泥棒が「貧の盗みの出来心で」と謝る場面が出てきます。
使い方・例文
- ほんの出来心で店の菓子をポケットに入れたと、少年は泣いて謝った。
- 同僚の手帳を盗み見たのは出来心だったが、失った信用は簡単には戻らなかった。
類義語・関連語
- 魔が差す(まがさす):
ふと悪い考えが心に入り込み、普段ならしないことをしてしまうこと。

コメント