意味
「骨身にしみる(ほねみにしみる)」とは、体の芯まで届くほど強く感じるという意味です。
また、喜びや苦しみを、心にも体にも深く感じるときにも使います。
語源・由来
この言葉の「骨身」は、骨と肉、つまり体全体のことです。
皮膚の表面にとどまらず、骨にまでしみ通るほど深く感じる、という言い方です。
漢字では「骨身に染みる」と書きます。
使い方・例文
- 北風が骨身にしみる朝、駅まで背中を丸めて歩いた。
- 一人暮らしを始めて、親のありがたさが骨身にしみた。
- 決勝で負けた悔しさが骨身にしみて、彼は練習を増やした。
類義語
体や心の奥まで深く感じる、という意味の言葉です。
- 骨身に徹する(ほねみにてっする):
骨や肉の奥まで通るほど、強く感じること。 - 骨身に通る(ほねみにとおる):
体の芯まで届くように感じること。 - 身に染みる(みにしみる):
しみじみと深く感じること。秋の冷え込みを強く感じる意味もある。
俳句では秋の季語。
英語表現
to the bone
骨に届くほどすっかり、という強めの言い方で、寒さやぬれ、疲れが体の芯まで及ぶさまに使う形。
The night wind chilled us to the bone on the way home.
(帰り道、夜風が骨身にしみた。)
「骨身を削る」「骨身を惜しまない」は力を出す側の言葉
「骨身」は、力を尽くして働くことを表す言い回しにも出てきます。
「骨身を惜しまない」は、手間や苦労をいやがらず、一生懸命に働くことです。
「骨身を削る」は、体がやせ細るほど努力したり苦労したりすることをいいます。
「骨身にしみる」が深く感じる側の言葉であるのに対し、この二つは力を出す側の言葉です。


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