三字熟語
大立者
(おおだてもの)芝居の一座で最も実力のある役者。また、その社会を代表し、最も重んじられている実力者。
ことば
2026.10.19
意味
「大立者(おおだてもの)」とは、芝居の一座の中でいちばん力のある俳優のことです。
また、ある世界や分野で最も重く見られ、それを代表するような人物のこともいいます。
人に限らず、その世界で最も大事にされるものや、人の心を強く引きつけるものを指すこともあります。
「おおたてもの」と濁らずに読む場合もあります。
- 一座(いちざ):一緒に興行する役者の集まり。
- 立者(たてもの):一座の中心になる役者。
語源・由来
この言葉は歌舞伎の世界の呼び名です。
一座の中心となる役者である立者のうち、一座を率いる座頭をはじめとする特に上位の役者を「大立者」と呼びました。
江戸歌舞伎を代表する名門、市川家の七代目市川団十郎(歌川国貞画)
使い方・例文
- 襲名披露の舞台には、一座の大立者たちがそろって顔を見せた。
- 将棋界の大立者が引退を表明し、若い棋士たちは大いに驚いた。
類義語・関連語
- 立役者(たてやくしゃ):
芝居の一座で中心になる役者。また、物事の中心となって大事な役目を果たす人。大立者がその世界での重みをいうのに対し、ある物事の中心になって活躍する働きをいう語。 - 重鎮(じゅうちん):
ある社会や分野で重きをなす人物。 - 千両役者(せんりょうやくしゃ):
芸も風格も備わった人気役者。また、腕前にすぐれ、目立つ活躍で周りを引きつける人。
出典:ことわざディクショナリ『大立者』
https://kotowaza-dic.com/a/118171
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