意味
「純真無垢(じゅんしんむく)」とは、けがれを知らず、心によこしまな気持ちが少しもない清らかなさまを表します。
人をだましたり疑ったりする心がないことまで含み、人やその心について言います。
語源・由来
この言葉は、「純真」と「無垢」という意味の近い二つの語を重ねて、清らかさを強めた語です。
「純真」は心にけがれがなく邪心の無いこと、「無垢」はけがれが無いという意味です。
使い方・例文
「純真無垢な心」「純真無垢の魂」のように、「な」や「の」を付けて後ろの名詞を説明する形でも使います。
- 幼い娘の純真無垢な笑顔を見ると、仕事の疲れも忘れてしまう。
- 彼は純真無垢で、人の言葉を少しも疑わずに信じてしまう。
- その童話の主人公は、純真無垢な少年として描かれている。
類義語・関連語
心の清らかさや、飾り気のない無邪気さを表す語です。
「純真無垢」と類義語の違い
三語とも清らかさや無邪気さを表す言葉です。
「純真無垢」は心に邪心が無いこと、「清浄無垢」は心身ともにけがれが無いこと、「天真爛漫」は飾らずありのままに振る舞うことに重点があります。
| 語句 | 重点 |
|---|---|
| 清浄無垢 (せいじょうむく) | 心と体の両方にけがれが無い |
| 天真爛漫 (てんしんらんまん) | 飾らず、ありのままで無邪気 |
英語表現
as pure as the driven snow
道徳的にまったく汚れのない状態。
The child’s heart was as pure as the driven snow.
(その子の心は純真無垢だった)
「純真無垢」の「無垢」が持つ四つの意味
「無垢」は、もとは仏教の言葉で、煩悩(= 心を乱す欲や迷い)のけがれを離れて清らかであることを言います。
心をけがす垢とは、貪・瞋・痴(= むさぼり・怒り・愚かさ)を指します。
そこから、けがれがなく純真なことを言うようになり、「純真無垢」はこの意味で使われています。
金や銀にまじりけがないことも「無垢」と言い、「金無垢」はこの意味です。
また、着物で表と裏を同じ色の無地の布で仕立てたものも「無垢」と呼び、白一色の「白無垢」は婚礼の衣装に用いられます。


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