意味
「清浄無垢(せいじょうむく)」とは、心も体も清らかで、少しのけがれも無いさまを表す言葉です。
「清浄無垢な少女」のように「な」を付けて名詞を説明する形でも、清らかでけがれの無いことそのものを表す名詞としても使います。
- 清浄(せいじょう):清らかでけがれのないこと。
- 無垢(むく):けがれがないこと。
語源・由来
この言葉は、意味の近い「清浄」と「無垢」を重ねて、けがれの無さを強めた語です。
使い方・例文
- 生まれたばかりの赤ん坊の寝顔は、まさに清浄無垢そのものだ。
- その物語で、彼女は清浄無垢な心を持つ少女として描かれている。
- 白一色の衣装が、花嫁の清浄無垢な姿を引き立てていた。
類義語・関連語
- 純真無垢(じゅんしんむく):
清らかでけがれを知らず、人をだましたり疑ったりする気持ちがまったくないこと。
「清浄無垢」と「純真無垢」の違い
どちらも清らかでけがれの無いさまを表す言葉です。
「清浄無垢」は心と体の両方にけがれが無いことを言い、「純真無垢」は人をだましたり疑ったりする気持ちが無いという、心のありように重点があります。
| 語句 | 重点 |
|---|---|
| 清浄無垢 (せいじょうむく) | 心と体の両方にけがれが無い |
| 純真無垢 (じゅんしんむく) | 人をだましたり疑ったりする気持ちが無い |
英語表現
as pure as the driven snow
道徳的に少しの汚れも無い様子。
She seemed as pure as the driven snow.
(彼女は清浄無垢に見えた)
「清浄無垢」の「清浄」は二通りに読む
「清浄」には「せいじょう」と「しょうじょう」の二つの読みがあり、どちらも清らかでけがれの無いことを言います。
「しょうじょう」と読むときは仏教の言葉として、煩悩(= 心を乱す欲や迷い)や私欲・罪悪が無く、心が清らかであるという意味もあります。
「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」の「清浄」は、この読みです。
一方、「清浄無垢」の「清浄」は「せいじょう」と読みます。
「せいじょう」と読む「清浄」には、極めて小さい数の単位で、10のマイナス21乗を表す意味もあります。

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