三字熟語

木偶坊

(でくのぼう)

気がきかず役立たずな人を、ののしって呼ぶ語。また、操り人形。

異形:木偶の坊

5文字の言葉 / 「て・で」から始まる言葉
木偶坊 ことば
スポンサーリンク

意味

「木偶坊(でくのぼう)」とは、何の役にも立たない人のことです。
気のきかない人や、人の言いなりになっているだけの人にも言い、相手をののしる言葉として使います。
また、人形、特に操り人形を指す意味もあります。

  • 木偶(でく):人形。
  • 坊(ぼう):人の様子を表す語に付き、そういう人であることを表す字。

語源・由来

この言葉は、人形を指す「でく」に「坊」を付けた語で、もとは操り人形のことを言いました。
そこから、役に立たない人をののしる意味でも使われるようになりました。
「でこのぼう」「でくるぼう」とも言い、「でく」だけでも同じ二つの意味を表します。
「木偶の坊」とも書きます。

赤と白の縞の着物を着て両腕を広げた、白い顔の女の人形
文楽の人形(八百屋お七、20世紀初め)

使い方・例文

人をののしる言葉なので、改まった場や目上の相手には使いません。

  • 突っ立って見ているだけの木偶坊では、引っ越しの手伝いにならない。
  • 指示を待つだけの木偶坊になるなと、監督に言われた。
  • 人形劇の舞台で、木偶坊が糸に引かれて踊り出した。

類義語・関連語

どれも、役に立たない人や気のきかない人をけなす語です。

  • 独活の大木(うどのたいぼく):
    体ばかり大きくて役に立たない人のたとえ。体の大きさが前提。
  • 昼行灯(ひるあんどん):
    ぼんやりした人、役に立たない人をあざける語。
  • 唐変木(とうへんぼく):
    気がきかず、物わかりの悪い人をののしる語。
スポンサーリンク

コメント

URLをコピーしました