三字熟語

与太郎

(よたろう)

役に立たない愚か者のこと。また、うそ・でたらめや、それを言う人。


4文字の言葉 / 「よ」から始まる言葉
与太郎 ことば
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意味

「与太郎(よたろう)」とは、頭の働きが鈍く、物の役に立たない人のことです。
愚かな人を、男性の名前に見立てて呼んだ語で、「よたろ」と言うこともあります。

もう一つ、うそやでたらめ、またはでたらめを言う人を指す意味もあります。
人形浄瑠璃(= 三味線に合わせて語る人形芝居)の世界で使われた言い方です。

語源・由来

この言葉は、落語で間抜けな人物の名前に使われることから来ています。
「郎」は男性の名前に使う字で、愚かな人を人名のように呼んだ形になっています。

使い方・例文

  • 寄席で聞いた噺に与太郎が出てきて、会場が笑いに包まれた。
  • 祖父は古い小説を読みながら、与太郎という言葉の意味を教えてくれた。
  • 昔の芝居の世界では、でたらめを言う人を与太郎と呼んだそうだ。

使うときの注意

「与太郎」は、知恵の足りない人を人の名前に仕立ててあざける語です。
頭の働きの鈍さを笑う語なので、知的障害のある人や、学ぶことに困難を抱える人に向ければ、その人たちを傷つける言葉になります。

目の前の相手や実在の人に向けて使うと、強い侮辱になります。
使えるのは、落語の登場人物を説明するときや、古い文学作品・芝居に出てくる語として読むときです。

誰かの失敗を指摘したいときは、人を評する語を使わず、確認が抜けていた、手順を取り違えた、のように起きたことを具体的に言います。

落語「酢豆腐」で豆腐を腐らせる与太郎

古典落語の「酢豆腐」では、前の晩の豆腐を釜に入れてふたをしておき、腐らせてしまうのが与太郎です。
その腐った豆腐を、知ったかぶりの若旦那が酢豆腐だと言って食べることになります。

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