意味
「鼻下長(びかちょう)」とは、女性を前にすると甘くなり、しまりがなくなるという意味です。
また、そのような男性を指す呼び名としても使います。
語源・由来
この言葉は、「鼻の下が長い」という慣用句をもとにしています。
「鼻の下が長い」は、女性に弱く、色っぽさに心を奪われやすいさまを表す言い回しです。
「鼻下」は鼻の下、「長」は長いという意味で、鼻の下が長い男という意味の三字にまとめた形です。
使い方・例文
- 新しいアルバイトの女性が来てから、店長はすっかり鼻下長になっている。
- 美人に話しかけられて赤くなる兄を、妹は「鼻下長」と冷やかした。
- 若いころの祖父は鼻下長で知られていたと、祖母が笑いながら話してくれた。
類義語・関連語
どれも、女性に心を引かれやすい男性や、そのさまを表す言葉です。
- 女好き(おんなずき):
男性が女性との恋愛ごとを好むこと。また、そういう男性。 - 好色(こうしょく):
色ごとを好む性質。 - 目尻を下げる(めじりをさげる):
満足そうな顔をするほか、女性に見とれた顔つきをする意味でも使う慣用句。
「鼻下長」と「目尻を下げる」の違い
どちらも女性に心を奪われた男性の様子に使えるため、似た言葉に見えます。
「鼻下長」は女性に甘い性質や、その男性を指す名詞です。
一方の「目尻を下げる」はその場で顔がゆるむ様子を表す言い回しで、孫のしぐさに喜ぶ場面のように、女性と関係なく使うこともできます。


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