意味
「首をひねる(くびをひねる)」とは、腑に落ちず、首を傾けて考え込むという意味です。
疑わしく思うときや、賛成できないと感じたときのしぐさとしても使います。
また、感心したときに、その思いを確かめるように首を曲げるしぐさを言うこともあります。
語源・由来
この言葉の「ひねる」は、体の一部をねじって向きを変えるという意味です。
首を横に曲げるしぐさを言い、疑問や不満を抱えて考え込むときの動作を表します。
漢字では「首を捻る」と書きます。
使い方・例文
- 説明書を何度読んでも組み立て方が分からず、思わず首をひねった。
- 急に決まった新しい規則には、多くの社員が首をひねっている。
- 師匠は弟子の句を読み返すと、首をひねって「これはいい」と感心した。
類義語・関連語
どれも、すっきり納得できない気持ちを表す言葉です。
- 首を傾げる(くびをかしげる):
疑問や不審を感じて、首を横に傾けること。 - 頭を捻る(あたまをひねる):
あれこれと思いをめぐらし、工夫すること。疑問に思う意味でも使う。
「首をひねる」と類義語の違い
3つとも首や頭を傾ける動作から来ていて、疑問に思う気持ちを表せるので迷いやすい言葉です。
| 語句 | 中心の意味 | 「工夫する」の意味 |
|---|---|---|
| 首をひねる | 納得できずに考え込む。不賛成も示す | 無い |
| 首を傾げる (くびをかしげる) | 疑問・不審に思う | 無い |
| 頭を捻る (あたまをひねる) | いろいろ考えをめぐらして工夫する | ある |
英語表現
scratch one’s head
何かについて頭を悩ませる、不思議に思うという意味の句。
Everyone was scratching their heads over the strange test result.
(その奇妙な検査結果に、誰もが首をひねっていた。)
「小首」の「小」は接頭語
「首をひねる」は、「小首をひねる」とも言います。
「首を傾げる」を「小首をかしげる」と言うのと同じ形です。
この「小」は首の大きさを言うものではなく、語の頭に付いて意味を添える接頭語です。
「小首」は首のちょっとした動作を言うときに使う語で、首をわずかに傾ける様子が伝わります。


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