慣用句
胸を打つ
(むねをうつ)強く感動させること。悲しみから自分の胸をたたいて嘆くことや、はっと驚くことにもいう。
ことば
意味
「胸を打つ(むねをうつ)」とは、物事が人の心を強く揺り動かし、感動させるという意味です。
このほか、悲しみや悔しさのあまり、自分の胸をたたいて嘆くことや、はっと驚くことを表す場合もあります。
いまは主に感動の意味で使います。
使い方・例文
感動の意味では、心を動かした物事を主語にして「〜が胸を打つ」と言います。
心を動かされた人の側からは「胸を打たれる」と受け身の形で言います。
- 助け合う被災地の人々の姿が、テレビを見ていた多くの人の胸を打った。
- 息子が戦地で亡くなったと知らされた母は、胸を打って声を上げて泣いた。
- 最後まで走り抜いた選手の姿に、スタンドの観客は皆胸を打たれた。
類義語・関連語
- 心を打つ(こころをうつ):
人を強く感動させること。感動の意味では「胸を打つ」とほぼ同じ。 - 胸に迫る(むねにせまる):
ある思いが強く押し寄せ、胸がいっぱいになること。「胸を打つ」が感動させる物事を主語にするのに対し、込み上げる思いを主語にする言い方。 - 琴線に触れる(きんせんにふれる):
すばらしいものに出会い、深く感じ入ること。 - 目頭が熱くなる(めがしらがあつくなる):
深く心を動かされて、目に涙が浮かんでくる様子。
出典:ことわざディクショナリ『胸を打つ』
https://kotowaza-dic.com/a/118080
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