ことわざ 名言・格言

児孫のために美田を買わず

(じそんのためにびでんをかわず)

子孫に財産を残すと楽な暮らしに頼って努力しなくなるから、財産はむやみに残すべきではないということ。

異形:子孫のために美田を買わず/児孫の為に美田を買わず/児孫に美田を残さず/子孫に美田を残さず

14文字の言葉 / 「し・じ」から始まる言葉
児孫のために美田を買わず ことば
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意味

「児孫のために美田を買わず(じそんのためにびでんをかわず)」とは、子や孫に財産を残すと、それに甘えて自分で努力しなくなるので、あえて残さないという意味です。

  • 児孫(じそん):子や孫。子孫のこと。
  • 美田(びでん):土がよく肥えた田。ここでは財産のたとえ。

語源・由来

この言葉は、明治維新の中心人物の一人である西郷隆盛の漢詩の、最後の句から出ています。
詩の終わりで、わが家の家訓として子孫のために良い田を買うことはしない、と述べています。
あとに残る者にも、自分の力で人生を切り開いてほしいという考えを表したものです。

使い方・例文

子や孫に物をむやみに買い与えるな、という意味で使うのは誤りです。

  • 祖父は「児孫のために美田を買わず」と言い、遺産のほとんどを地元の学校に寄付した。
  • 「土地は残さないから、自分で稼ぎなさい。児孫のために美田を買わずだ」と母は笑った。
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