ことわざ

紺屋の明後日

(こうやのあさって)

染物屋が「明後日にはできる」と仕上がりを延ばし続けたことから、約束した日が当てにならないことのたとえ。


8文字の言葉 / 「こ・ご」から始まる言葉
紺屋の明後日 ことば
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意味

「紺屋の明後日(こうやのあさって)」とは、約束した期日がいつも先へ延ばされ、当てにならないという意味です。
「こんやのあさって」とも読みます。

語源・由来

紺屋こうやは、藍あいなどで布を染める染物屋のことです。
染め物は天気に左右されて予定どおりに仕上がらず、紺屋こうやは客に催促されるたびに「明後日にはできます」と言って期日を延ばしたことから、この言葉が生まれました。
紺屋こうやは数が少なく、客より強い立場にあったことも背景にあるという説があります。

長い竿で染めた布を高く干す二人の男と、木の桶のそばで布を扱う女たちを描いた木版画
葛飾北斎の摺物(1795年)。染めた布を長い竿で高く干す職人たち

使い方・例文

  • 修理は来週には終わると言われ続けてもう三か月、まるで紺屋の明後日だ。
  • 「そのうち返す」という兄の約束は紺屋の明後日で、貸した漫画はまだ戻ってこない。

類義語・関連語

  • 医者の只今(いしゃのただいま):
    病人の家へ「すぐ行く」と言いながら、医者がなかなか来ないことから、当てにならないことのたとえ。
  • 問屋の只今(といやのただいま):
    「すぐ送ります」と答えながら品物を届けない問屋になぞらえ、約束の日取りが当てにならないことのたとえ。
  • 紺屋の白袴(こうやのしろばかま):
    人のための仕事に追われ、自分の身の回りには手が回らないこと。同じく染物屋を使った言葉だが、約束の当てにならなさとは別の意味。
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