意味
「紺屋の明後日(こうやのあさって)」とは、約束した期日がいつも先へ延ばされ、当てにならないという意味です。
「こんやのあさって」とも読みます。
語源・由来
紺屋は、藍などで布を染める染物屋のことです。
染め物は天気に左右されて予定どおりに仕上がらず、紺屋は客に催促されるたびに「明後日にはできます」と言って期日を延ばしたことから、この言葉が生まれました。
紺屋は数が少なく、客より強い立場にあったことも背景にあるという説があります。

使い方・例文
- 修理は来週には終わると言われ続けてもう三か月、まるで紺屋の明後日だ。
- 「そのうち返す」という兄の約束は紺屋の明後日で、貸した漫画はまだ戻ってこない。
類義語・関連語
- 医者の只今(いしゃのただいま):
病人の家へ「すぐ行く」と言いながら、医者がなかなか来ないことから、当てにならないことのたとえ。 - 問屋の只今(といやのただいま):
「すぐ送ります」と答えながら品物を届けない問屋になぞらえ、約束の日取りが当てにならないことのたとえ。 - 紺屋の白袴(こうやのしろばかま):
人のための仕事に追われ、自分の身の回りには手が回らないこと。同じく染物屋を使った言葉だが、約束の当てにならなさとは別の意味。

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