意味
「人を食う(ひとをくう)」とは、相手を人とも思わず、ずうずうしくふるまったり、そうした言動をしたりするという意味です。
人をばかにするというニュアンスもあります。
実際に人を食べるのではなく、相手を軽く見てふるまう様子をいいます。
使い方・例文
「人を食った返事」「人を食った態度」のように、「人を食った」の形で後ろの語にかけ、態度や話しぶりを言い表すこともあります。
- 遅刻したのに謝りもしない人を食った態度に、先生もあきれた。
- 値引きの上に景品まで求めるとは、人を食った客だ。
- 彼は人を食ったような返事をして、平然と席を立った。
類義語・関連語
どれも、相手を軽く見たり、冷たくあしらったりする点で近い語です。
- 鼻であしらう(はなであしらう):
相手の言葉にとりあわず、冷淡に扱うこと。 - 木で鼻をくくる(きではなをくくる):
相談や要求に対して、無愛想にふるまうこと。 - 高を括る(たかをくくる):
大したことはないと見くびること。
「人を食う」と類義語の違い
どれも相手を軽んじる点は共通しています。
「人を食う」は態度のずうずうしさ、「鼻であしらう」「木で鼻をくくる」は冷淡で無愛想な扱い、「高を括る」は程度を見くびることが中心です。

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