四字熟語

傲慢無礼

(ごうまんぶれい)

いばりたかぶって人を見下し、礼儀作法をわきまえず失礼な振る舞いをすること。


7文字の言葉 / 「こ・ご」から始まる言葉
傲慢無礼 ことば
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意味

「傲慢無礼(ごうまんぶれい)」とは、いばりたかぶって人を見下し、かつ礼儀作法をわきまえず失礼な態度をとることです。
単なる無作法にとどまらず、他者への敬意が欠如した内面も伴うため、非常に強い非難や侮蔑のニュアンスを含みます。

  • 傲慢(ごうまん): おごりたかぶり人を見下すこと。
  • 無礼(ぶれい): 礼儀に欠けること。

使い方・例文

  • 彼の傲慢無礼な振る舞いを非難した。
  • 傲慢無礼な客の対応に追われる。
  • 傲慢無礼な態度に怒りを覚える。

類義語・関連語

「傲慢無礼」の類義語には、以下のような言葉が挙げられます。

  • 傲岸不遜(ごうがんふそん):
    いばってへりくだる気持ちがないこと。
  • 傍若無人(ぼうじゃくぶじん):
    周りに人がいないかのように自分勝手に振る舞う様子。
  • 横柄(おうへい):
    いばって人を見下したような態度をとること。

「傲慢無礼」と「傲岸不遜」の違い

どちらも「人を見下す態度」を表し、ほぼ同じ意味で使われます。
字の上では、「傲慢無礼」は「無礼」の字で礼儀を欠いた振る舞いを言い表し、「傲岸不遜」は「不遜」の字で相手にへりくだらない態度を言い表しています。

語句注目している部分ニュアンス
傲慢無礼
(ごうまんぶれい)
礼儀のない振る舞い行動の非礼さを強く非難
傲岸不遜
(ごうがんふそん)
へりくだらない態度堂々としすぎている様子
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対義語

「傲慢無礼」の対義語には、以下のような言葉が挙げられます。

  • 謙虚(けんきょ):
    控えめで素直に他人の意見を受け入れる様子。
  • 謙遜(けんそん):
    へりくだり、自分を偉いものと思わない態度。
  • 謹言慎行(きんげんしんこう):
    言葉や行動を慎み、軽はずみなことをしない様子。

英語表現

hubris

意味: 過剰な自尊心から生じる傲慢な態度。

His hubris led him to treat others with open contempt.
(彼の傲慢さが、他者への露骨な見下しにつながった。)

insolent

意味: 横柄で無礼な様子。

He was fired for his insolent remarks.
(彼は傲慢無礼な発言が原因で解雇された。)

傲慢無礼は国木田独歩『富岡先生』の台詞に出てくる

「傲慢無礼」は、国木田独歩くにきだどっぽの短編小説『富岡先生』(1902年)に使われています。
主人公の富岡先生が、娘を連れて東京の井下伯と江藤侯を訪ねたときの応対を、訪ねてきた村長と校長の前で酒を飲みながら語る場面に、次の一節があります。

侯爵顔や伯爵顔を遠慮なくさらけ出してその慠慢無礼な風たら無かった。
(国木田独歩『富岡先生』1902年)

爵位を持つ相手が、それを顔に出して見下してくる態度を「傲慢無礼」と言い表しています。
原文では「傲」の字が、りっしんべんの「慠」で書かれています。

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