意味
丸い卵も切りようで四角は、物事はやり方や言い方次第で、円満にいくことも角が立つこともあるという意味です。
本来は丸みを帯びている卵であっても切り方によっては四角になることから、特に言葉の表現方法ひとつで相手に与える印象が大きく変わり、人間関係に悪影響を及ぼすことを戒める際に用いられます。
「物も言いようで角が立つ」と続けて使われることが一般的です。
語源・由来
本来は丸みを持った卵であっても、包丁の入れ方次第で四角く角張った形になってしまうという、身近な料理の事象に由来します。
そこから転じて、人間関係や対話の場面において、穏便に済むはずの話も言葉の扱い方(切りよう)ひとつで角が立ってしまうという教訓の比喩として定着しました。
使い方・例文
「丸い卵も切りようで四角」は、相手への配慮に欠けるきつい言い方に対する忠告や、交渉ごとにおける伝え方の重要性を説く場面で使われます。
- 頼み事をする時は、丸い卵も切りようで四角を意識して言葉を選べ。
- 面倒なクレームも、丸い卵も切りようで四角の通り彼女の笑顔で収まる。
- 君の正論は刺々しい。丸い卵も切りようで四角であり工夫が必要だ。
類義語・関連語
「丸い卵も切りようで四角」と似た意味を持つ言葉には、以下のようなものがあります。
- 物は言いよう(ものはいいよう):
同じ物事であっても、言い方次第で良くも悪くも聞こえるということ。
英語表現
It is not what you say, but how you say it
意味:何を言うかではなく、どのように伝えるかが重要であること
Please be polite. It is not what you say, but how you say it.
(礼儀正しくしなさい。丸い卵も切りようで四角です。)
「物も言いようで角が立つ」と対句になる
この句は「丸い卵も切りようで四角、物も言いようで角が立つ」と続けて使われます。
前半で卵、後半で言葉を挙げ、どちらも扱い方しだいで角が出る、という形にそろえてあります。
「四角」と「角」が呼応しており、二つを並べてはじめて言い回しとして完成します。









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