四字熟語

勤勉実直

(きんべんじっちょく)

仕事や物事に一生懸命励み、真面目で正直であること。


9文字の言葉 / 「き・ぎ」から始まる言葉
勤勉実直 ことば
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意味

「勤勉実直(きんべんじっちょく)」とは、仕事や物事に一生懸命励み、真面目で正直であるという意味です。

  • 勤勉(きんべん):一生懸命に励むこと。
  • 実直(じっちょく):真面目で正直なこと。

使い方・例文

  • 彼は勤勉実直な働きぶりで周囲の信頼を集めている。
  • 勤勉実直に生きてきた父を私は心から尊敬している。
  • 採用面接で自分の勤勉実直な性格を伝える。

類義語・関連語

「勤勉実直」の類義語には、以下のような言葉が挙げられます。

  • 誠心誠意(せいしんせいい):
    うそ偽りのない真面目な気持ち。
  • 質実剛健(しつじつごうけん):
    飾り気がなく真面目で、心身ともにたくましいこと。
  • 謹厳実直(きんげんじっちょく):
    非常に真面目で、一切のふざけたところがないこと。

「勤勉実直」と「謹厳実直」の違い

この二つはどちらも「真面目で正直」という共通点がありますが、「謹厳」には「近寄りがたいほどの厳格さ」が含まれる点が異なります。

語句対象のニュアンス印象
勤勉実直
(きんべんじっちょく)
コツコツと働き、嘘がない真面目で親しみやすく、
信頼できる
謹厳実直
(きんげんじっちょく)
冗談が通じないほど厳格であるお堅く、隙がない
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対義語

「勤勉実直」の対義語には、以下のような言葉が挙げられます。

  • 遊手好閑(ゆうしゅこうかん):
    定職にも就かず、遊び暮らすこと。
  • 無為徒食(むいとしょく):
    何も仕事をせず、ただ食べて遊び暮らすこと。
  • 軽佻浮薄(けいちょうふはく):
    気分が浮ついていて、言動が軽はずみなこと。

二宮金次郎の銅像は「勤勉実直」の半分しか伝えていない

「勤勉実直」を絵に描いたような歴史上の人物といえば、小学校の校庭でおなじみの二宮金次郎(二宮尊徳)です。

薪を背負いながら本を読むあの姿から、「どんな時でも勉強を怠らない人」というイメージが定着しています。
しかし銅像が伝えているのは、金次郎の姿の半分に過ぎません。

5歳のときに川の氾濫で田畑を失い、14歳で父、16歳で母を亡くした金次郎は、伯父の家に身を寄せながら農作業をこなし、わずかな空き時間も無駄にせず山へ入って薪を切り、城下町で売り続けました。
油代を惜しむ伯父に叱られれば、荒れ地に菜種を育てて油屋と交換し、自ら明かりを確保して夜の読書を続けました。

その後、小田原藩家老である服部家から財政の立て直しを任されると、金次郎は5年計画で1000両もの借金を全額返し終えます。
さらに300両の利益まで渡しつつ、自分自身は一銭の報酬も受け取りませんでした。
こうした「言葉ではなく行動で示す誠実さ」の積み重ねが周囲の信頼を集め、やがて600余りの武家・藩・農村を立て直す一大事業(報徳仕法)へとつながっていきます。

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