意味
「胸を張る(むねをはる)」とは、自信をもって堂々とふるまうという意味です。
胸をそらせる姿勢のことでもあり、得意になる気持ちや、勢いのよさを見せる様子にも使います。
語源・由来
この言葉は、胸をそらせる体の動きを、そのまま自信のある様子に当てた言い方です。
使い方・例文
- 全力を出し切ったのだから、結果に関係なく胸を張っていればいい。
- 祖父は、自分で育てた米ならどこに出しても恥ずかしくないと胸を張る。
- 応援団長が胸を張り、グラウンドに響く声で校歌の始まりを告げた。
類義語・関連語
自信や誇らしさが、態度や気持ちに表れることをいう言葉です。
- 鼻が高い(はながたかい):
誇らしく、得意な気持ちでいること。態度よりも気持ちのほうをいう言葉。 - 肩身が広い(かたみがひろい):
世間に顔向けができて、誇らしく思える状態。 - 肩を張る(かたをはる):
肩を高く上げるようにして、勢いのあるところを見せる様子。気負った態度にもいう。 - 意気揚々(いきようよう):
得意そうで元気いっぱいな様子。 - 得意満面(とくいまんめん):
得意な気持ちが顔じゅうに表れている様子。
英語表現
hold your head high
自信と誇りをもってふるまうこと。
You did nothing wrong, so hold your head high.
(何も悪いことはしていないのだから、胸を張っていなさい。)
「肩肘張る」は気負い、「胸を撫で下ろす」は安心
体の動きで気持ちを表す言い回しは、「胸を張る」のほかにもあります。
「肩肘張る(かたひじはる)」は、無理に肩やひじを高くして身構えるところから生まれた言葉で、気負う、いばるという意味です。
同じ胸の動きでも、「胸を撫で下ろす」は、心配事が片付いてほっと安心することで、胸をそらして自信を見せる「胸を張る」とは表す気持ちが違います。


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