慣用句
口を拭う
(くちをぬぐう)悪事や失敗を隠して、何もしていない顔をすること。また、事情を知りながら知らない顔でやり過ごすこと。
ことば
意味
「口を拭う(くちをぬぐう)」とは、悪いことをしておきながら、何もしていないような顔をするという意味です。
また、事情をわかっているのに、わざと知らない顔でやり過ごすという意味でも使います。
語源・由来
この言葉は、盗み食いをした後に口元をふいて、何も食べていないような顔をすることから来ています。
「口をふく」ともいいます。
使い方・例文
知らないふりをする意味のときも、悪いことについて使います。
- 会社の金を使い込んでおきながら、彼は口を拭って昇進祝いの席に出ていた。
- 事故の原因を知っている社員たちは、調査が始まっても口を拭ったままだった。
類義語・関連語
- 白を切る(しらをきる):
わざと知らないふりをすること。 - 知らぬ顔の半兵衛(しらぬかおのはんべえ):
何もかも知っているのに、知らない顔をして平然と構えること。 - 頬被り(ほおかぶり):
知っているのに知らないふりをして、かかわらずにおくこと。 - 猫を被る(ねこをかぶる):
本当の性質を隠して、おとなしそうに見せること。知らないふりをする意味で重なるが、悪事を隠す意味は持たない。
出典:ことわざディクショナリ『口を拭う』
https://kotowaza-dic.com/a/121634
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