馬鹿当たり

(ばかあたり)

商売や勝負事で、予想外に大きな成果が上がること。


5文字の言葉 / 「は・ば・ぱ」から始まる言葉
馬鹿当たり ことば
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意味

「馬鹿当たり(ばかあたり)」とは、見込みをはるかに超えて大きく当たるという意味です。
新商品の売れ行きや興行の客入りが予想を大きく上回った場合や、くじや賭け事で大きく当たった場合のほか、野球の試合で立て続けにヒットが出る場合にも使われます。

語源・由来

「馬鹿当たり」は、「馬鹿売れ」「馬鹿受け」などと同じく、「馬鹿」を程度の甚だしさを表す接頭語として用いた言葉です。

使い方・例文

  • 今日の打線は馬鹿当たりで、十五安打を放って大勝した。
  • 今年の新商品は馬鹿当たりし、予測を大きく上回る売上となった。
  • 適当に予想した馬券が、まさかの馬鹿当たりをした。

類義語・関連語

「馬鹿当たり」と同様に、思いがけない幸運や成功を表す言葉には、以下のようなものがあります。

  • まぐれ当たり(まぐれあたり):
    実力ではなく、偶然によって的中すること。
  • 棚から牡丹餅(たなからぼたもち):
    苦労せずに、思いがけない幸運を得ること。
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英語表現

a huge stroke of luck

「大きな幸運の一撃」という意味で、思いがけない大成功を表す表現。

Winning the lottery was a huge stroke of luck.
(宝くじに当たったのは馬鹿当たりというべき幸運だった。)

博徒は、下手の勝ちを「けだものの馬鹿当たり」と呼んだ

博打の世界では、「馬鹿当たり」は下手な者がたまたま勝つことを指し、あまりほめられない勝ち方とされていました。
講談師で衆議院議員も務めた伊藤痴遊いとうちゆうは、大正4年(1915年)刊の『豪侠伝ごうきょうでん』で、博打は上手だから必ず勝ち、下手だから必ず負けるものではないとして、「拙まずい奴の馬鹿當りは又恐ろしいもので」、上手な者が負け続けることもあると書いています。
昭和6年(1931年)刊の『伊藤痴遊全集』第7巻では、博徒の間では「下手で勝つ事を、獸物けだものの馬鹿當り、といふて」、その道の者にはあまりほめられないと説明しています。
同じ箇所には、博打のような遊びにもそれぞれ決まった法則があり、それに背いていれば勝っても下手とみなされる、とも書かれています。

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