四字熟語

永久不変

(えいきゅうふへん)

いつまでも限りなく続き、その間ずっと中身が変わらないこと。


8文字の言葉」から始まる言葉
永久不変 ことば
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意味

「永久不変」は、時間の長さを表す「永久」と、変化を打ち消す「不変」を重ねた四字熟語です。
時間が限りなく続くことに加えて、その長さのあいだ中身が少しも動かないことまで含めて言い表します。
「永久不変の真理」のように、揺るがない事柄をさして使われます。

  • 永久(えいきゅう):いつまでも限りなく続くこと。
  • 不変(ふへん):変わらないこと。

語源・由来

「永久不変」は、特定の書物の一節から生まれた言葉ではなく、二つの熟語を重ねて意味を強めた組み立てです。
「永久」も「不変」も、それぞれ単独で使える熟語です。
「不変」は「不易」とも言いかえられ、反対の語は「可変」にあたります。

使い方・例文

「永久不変」は、時が流れても中身が動かないことを述べる場面で使われます。

  • この規約は永久不変ではなく、必要があれば見直せばいい。
  • 恩師の教えは私にとって永久不変の指針であり続けている。
  • 自然界に永久不変のものなど一つもない、と教授は言った。

類義語・関連語

「永久不変」と同じように、時を経ても変わらないことを表す言葉には以下のようなものがあります。

  • 万古不易(ばんこふえき):
    いつまでも永久に変わらないこと。
  • 千古不易(せんこふえき):
    長い年月にわたって変わらないこと。
  • 万世不易(ばんせいふえき):
    限りなく続く世を通じて、そのままであり続けること。
  • 万代不易(ばんだいふえき):
    いつまでも変わらないこと。

「永久不変」と「万古不易」の違い

どちらも変わらないことを表しますが、頭の二字が向く時間の向きが違います。
「永久」はこれから先まで限りなく続くこと、「万古」は遠い昔から今までを指します。

語句頭の二字が指す時間打ち消しに使う字
永久不変
(えいきゅうふへん)
いつまでも限りなく続く時間
万古不易
(ばんこふえき)
遠い昔から今まで

対義語

「永久不変」と正面から対立する、絶え間ない移り変わりを表す言葉には以下のようなものがあります。

  • 有為転変(ういてんぺん):
    この世の物事が絶えず移り変わり、少しもとどまらないこと。
  • 諸行無常(しょぎょうむじょう):
    万物は絶えず変化し、一刻も同じ状態に留まらないこと。

英語表現

unchanging

時間がたっても中身が動かないことを表す言い方。

The rules of the game have remained unchanging for a century.
(そのゲームのルールは百年にわたって変わらないままです。)

immutable

人の手では変えようのない性質を表す表現。

He believes in the immutable laws of nature.
(彼は変えようのない自然の法則を信じています。)

年号にもなった「永久」

平安時代後期には、「永久」という年号が使われました。
鳥羽天皇の代の1113年7月13日から1118年4月3日までがこれにあたります。
天変や僧兵の争い、伝染病といった凶事を断ち切るための改元とされます。
年号の「永久」は、『詩経』小雅の「六月」にある「我行永久」(私の遠征は長く続いた)という句を出典としています。
この年号自体は五年足らずで終わり、1118年に「元永」へ代わりました。

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