意味
「適者生存(てきしゃせいぞん)」とは、生き物どうしの争いの中で、その環境にもっともよく合ったものが生き残るという意味です。
生き残ったものは子孫を残していく、という点も含みます。
「最適者生存」ともいいます。
語源・由来
この言葉は、英語の survival of the fittest を訳した語です。
英語のほうはスペンサーが作った言葉で、ダーウィンは『種の起原』の第5版以降で用いました。
ダーウィンは、自然選択(= 環境に合ったものが残る仕組み)よりも的確な語だと述べています。
使い方・例文
- 環境が変わると、適者生存の原理で生き残る種類も入れ替わる。
- 自然界の適者生存を、図を使って理科の授業で学んだ。
- この業界では、変化に合わせられた会社だけが残る適者生存の状況だ。
英語表現
survival of the fittest
動植物のうち、環境に最もよく合ったものが生き残るという考え方。
In the desert, survival of the fittest decides which plants remain.
(砂漠では、適者生存によってどの植物が残るかが決まる。)
「適者生存」は同じことの繰り返しだという批判
「適者生存」には、適者が生き残り、生き残ったものが適者だというのでは、同じことを繰り返しているだけだという批判があります。
これに対し、生物学の側には、表現上の問題にすぎないという説明があります。

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