意味
「真剣勝負(しんけんしょうぶ)」とは、本物の剣を使って勝ち負けを決めるという意味です。
そこから、本気で勝ち負けを争う、また本気で物事に取り組むという意味でも使われます。
語源・由来
この言葉は、「真剣」と「勝負」を組み合わせた語です。
「真剣」はもともと本物の刀剣のことで、それを用いて勝負を決めるのが元の意味です。
そこから、本気で争うことや、本気で物事に当たることも指すようになりました。
使い方・例文
- 決勝戦は両チームとも一歩も譲らない真剣勝負となり、観客は息をのんだ。
- 面接は一度きりの真剣勝負だと思って、何度も練習を重ねた。
- 時代劇で、二人の侍が月夜の河原で真剣勝負に挑む場面が見どころだ。
夏目漱石『虞美人草』で宗近君が語る「真剣勝負」
夏目漱石の小説『虞美人草』(1907年)では、宗近君が、迷っている小野さんに「真面目になれ」と迫る場面でこの言葉を使います。
真面目とはね、君、真剣勝負の意味だよ。やっつける意味だよ。やっつけなくっちゃいられない意味だよ。人間全体が活動する意味だよ。
宗近君はこのあと、口や手が器用に働くだけでは、いくら働いても真面目ではないと続けます。
刀の勝負ではなく、本気で事に当たる意味の「真剣勝負」が使われた例です。


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