意味
「荷が重い(にがおもい)」とは、引き受けた責任や負担が大きく、自分の力では担いきれないという意味です。
力量と比べずに、ただ責任が重大だという意味で使うこともあります。
語源・由来
この言葉は、背負う荷物の重さを、任された役目や責任の重さにたとえたものです。
使い方・例文
- 入社二年目の私が新しい店の店長を務めるのは、正直荷が重い。
- 小学生の弟ひとりに、家族全員の夕食作りを任せるのは荷が重いだろう。
- 災害からの復興計画をまとめる委員長は、誰が引き受けても荷が重い役目だ。
類義語・関連語
どちらも「荷」を責任や負担にたとえた言い回しです。
- 荷が勝つ(にがかつ):
責任や負担が重すぎること。荷物そのものが重すぎることにもいう。 - 肩の荷が下りる(かたのにがおりる):
責任や負担から解放されて、気が楽になること。責任や務めを果たし終えたときの言い方で、不安や心配が消えた意味で使うのは誤り。
「役不足」は軽すぎる役目
「役不足」は本来、本人の力量に対して役目が軽すぎることをいう語で、「荷が重い」とは向きが反対です。
ところが文化庁の令和6年度「国語に関する世論調査」で、「彼には役不足の仕事だ」の意味を尋ねたところ、「本人の力量に対して役目が重すぎること」と答えた人が48.9%で、本来の「軽すぎること」の45.1%を上回りました。
調査の方法が今と違う平成の調査では、平成14年度が62.8%と27.6%、平成24年度が51%と41.6%で、この10年の間に差が縮まっていました。









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