ことわざ

正直は一生の宝

(しょうじきはいっしょうのたから)

正直であることは、その人の生涯を通じて尽きることのない大切な財産となる。

異形:正直は一生の宝なり

15文字の言葉 / 「し・じ」から始まる言葉
正直は一生の宝 ことば
スポンサーリンク

意味

「正直は一生の宝(しょうじきはいっしょうのたから)」とは、嘘をつかず誠実に生きていれば、それが一生涯にわたって自分を支えるかけがえのない財産になるという意味のことわざです。

人が本当の幸せを得られるのは正直であればこそなので、正直さは一生を通じて大切に守っていくべきものだ、という教えです。

  • 正直:嘘や偽りがなく、心が真っ直ぐであること。
  • 一生の宝:死ぬまで価値を失わない、大切な財産。

語源・由来

「一生の宝」の「宝」は、一生を通じて心にかけ、守り続けるべき大切なもの、という意味で説明されるほか、誰に対しても誇れる財産という意味にも取られます。

使い方・例文

座右の銘として使ったり、子供への教育、新社会人への心構えを説く際によく用いられます。

  • 目先の利益に目がくらんで不正をしてはいけない。正直は一生の宝と言うだろう。
  • 祖父は遺言で正直は一生の宝と言い残した。私はそれを守り誠実に生きてきた。
  • 失敗を隠さず謝罪したことで、かえって信頼が深まった。正直は一生の宝だ。

類義語・関連語

正直であることの値打ちを説く言葉です。

  • 正直の頭に神宿る(しょうじきのこうべにかみやどる):
    正直な人には神様のご加護がある。

対義語

正直さを軽視する言葉や、世の中の厳しさを表す言葉です。

  • 嘘も方便(うそもほうべん):
    嘘をつくことは悪いことだが、時と場合によっては必要な手段(方便)となることもある。正直一辺倒ではいけないという、柔軟な考え方。
  • 正直者が馬鹿を見る(しょうじきものがばかをみる):
    正直な人がかえって損をする現実を嘆く言葉。「一生の宝」とは対照的な、冷めた視点です。

英語表現

英語圏でも、正直さ(良心や評判)を資産とみなす格言があります。

A good name is better than riches

直訳は「名声(良い評判)は富に勝る」で、聖書(旧約聖書・箴言)に由来する言葉。
お金持ちになることよりも、正直に生きて良い評判を得ることの方が価値があるという教え。

He turned down the bribe without hesitation. After all, a good name is better than riches.
(彼はためらうことなく賄賂を断った。名声は富に勝るというからだ。)

Honesty is the best policy

直訳は「正直は最良の策」で、正直でいることが結果として最も利益をもたらす賢い生き方であるというニュアンス。
「一生の宝」と非常に近い意味で使われる表現。

She admitted her mistake right away, believing that honesty is the best policy.
(彼女は正直が一番だと信じ、すぐに自分の過ちを認めた。)

正直は一生の宝と逆を言う「正直者が馬鹿を見る」

同じ「正直」をめぐることわざには、「正直の頭に神宿る」のように正直な生き方を肯定するものがある一方、「正直者が馬鹿を見る」のように、正直であることがかえって損になる現実を指摘するものも存在します。

「正直は一生の宝」は、正直であることの値打ちを、その場の損得ではなく一生という長さで見ています。

スポンサーリンク

コメント