意味
「色男(いろおとこ)」とは、整った顔立ちをした魅力的な男性のことです。
そのほか、女性にとっての情夫や間男、好色な男性を指して使われることもあります。
単に顔立ちが整っているだけでなく、色気や華やかさを備え、異性を惹きつける魅力を持つ男性を指す言葉です。
語源・由来
「色男」の「色」は、「色事」「色好み」というときの「色」と同じく、恋愛や男女の情事を表します。
使い方・例文
「色男」は、女性にもてる魅力的な男性を評する場面で使われます。
- 彼は職場でも評判の色男だ。
- あの俳優は、まさに色男と呼ぶにふさわしい容姿をしている。
- 色男にもかかわらず、彼は誰にでも謙虚に接する。
類義語・関連語
「色男」と同様に、魅力的な男性を表す言葉には、以下のようなものがあります。
- 二枚目(にまいめ):
歌舞伎の看板に由来する、美男子を指す言葉。 - 好男子(こうだんし):
容姿が整い、好感の持てる男性。
英語表現
a ladies’ man
女性に人気のある男性、女性を惹きつける魅力を持つ男性を指す表現。
He has always been known as a ladies’ man.
(彼は昔から色男として知られている。)
好色の「色男」を描いた西鶴『好色一代男』
「色男」のもうひとつの語義である「好色な男」の世界を描いた作品が、1682年に刊行された井原西鶴の『好色一代男』です。
主人公の世之介は、7歳で恋を知ってから60歳で船出するまでの54年間、諸国で数々の女性と関係を重ねる人物として描かれました。
この作品は浮世草子の先駆けとされ、西鶴はその後も『好色五人女』『好色一代女』を発表しています。
「色男」には、容姿の良さをたたえる使い方と、女性関係の奔放さを指す使い方の両方が残っています。











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