意味
他人から見れば度が過ぎているとわかる溺愛ぶりを、微笑ましさを込めて表す言葉で、自分自身の振る舞いを自嘲的に語る際にもよく使われます。
語源・由来
「親馬鹿」は、「馬鹿」を強調の言葉として用いた、数ある「〜馬鹿」の中でも特に古くから親しまれてきた表現です。
我が子を思う親の情愛は、時に他人からすれば理解しがたいほど強く、時には過剰にも見えます。
この、傍から見れば少々ばかげているとも取れる溺愛ぶりを、非難としてではなく、親としての自然な情愛の表れとして温かく受け止める言葉として、「親馬鹿」という表現が定着していきました。
使い方・例文
「親馬鹿」は、我が子への深い愛情から、度を越して溺愛する親の様子を表す場面で使われます。
- 親馬鹿と言われても、娘の写真は何百枚も撮ってしまう。
- 息子の作文を自慢する父の姿は、まさに親馬鹿だった。
- 「うちの子が一番だ」と言う親馬鹿ぶりに、周囲は苦笑した。
類義語・関連語
「親馬鹿」と同様に、我が子への深い愛情を表す言葉には、以下のようなものがあります。
- 目に入れても痛くない(めにいれてもいたくない):
それほどまでに、我が子や孫が可愛くてたまらないこと。 - 馬鹿な子ほど可愛い(ばかなこほどかわいい):
できの悪い子ほど、親は心配して愛情をかけるということ。
英語表現
a doting parent
子どもを溺愛する親、という意味の表現。
He is such a doting parent.
(彼はすっかり親馬鹿だ。)










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