意味
「顔が広い(かおがひろい)」とは、いろいろな分野に人脈を持ち、付き合いの輪が大きく広がっていることです。
単に知人が多いだけでなく、いざという時に頼れる人脈の豊かさへの感心や称賛のニュアンスを伴います。
- 顔(かお):ある社会や地域で知られていること、そこでの勢力。
- 広い(ひろい):範囲が多方面に及んでいること。
語源・由来
顔が広いは、「顔」という言葉が単なる顔つきではなく、ある社会や地域で知られていることや、そこでの勢力を指すことから生まれた表現です。
多くの人と付き合いがある人物は、それだけ多くの場所で顔を知られており、その人の「顔」がさまざまな場所に行き渡っているとみなされました。
この発想から、交際範囲の広さを「顔」の広がりにたとえる言い方になりました。
使い方・例文
顔が広いは、多方面に知り合いが多く、頼れる人脈を持つ人物について話す場面で使われます。
- 彼は業界内でも顔が広いことで知られている。
- 地元で顔が広い彼女に頼めば、すぐに人が集まる。
- どの部署に行っても、彼の顔の広さには驚かされる。
類義語・関連語
顔が広いと同様に、交友関係の広さを表す言葉には、以下のようなものがあります。
- 顔が利く(かおがきく):
信用や人脈により融通が利くこと。 - 人脈が広い(じんみゃくがひろい):
仕事上のつながりが豊富なこと。
「顔が広い」と「人脈が広い」の違い
どちらも人とのつながりの豊かさを表しますが、指す範囲が異なります。
| 語句 | 表す内容 | ニュアンス |
|---|---|---|
| 顔が広い (かおがひろい) | 知人の数・交際範囲全般 | 交友関係の豊かさ |
| 人脈が広い (じんみゃくがひろい) | 仕事上のつながり | 実務的な人間関係の豊かさ |
英語表現
well-connected
「人脈が豊富な」という意味の表現で、多方面に知り合いが多いことを伝える際に使われるフレーズ。
She’s very well-connected in the fashion industry.
(彼女はファッション業界でとても顔が広い。)
know a lot of people
直訳で「多くの人を知っている」という意味の表現で、幅広い交友関係を簡潔に伝えるフレーズ。
My uncle knows a lot of people in this town.
(叔父はこの町でとても顔が広い。)
顔が広いの「顔」は、知名度や勢力の意味
「顔が広い」の「顔」は、単なる容貌ではなく、ある社会や地域で名が知られていることや、そこでの勢力を指します。
「広い」は、その「顔」が通じる範囲の大きさを表します。
多くの場所で名が知られている人は、それだけ多方面に知り合いを持っていることになります。
「顔」をこの意味で使う言い回しには、勢力や信用があって無理が通ることをいう「顔が利く」もあります。













コメント