嘘八百

「嘘八百」の文字タイポグラフィサムネイル 個別解説
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一つや二つどころではなく、口を開けばまるごと嘘だらけ、そんなあきれた様子を表すのが、「嘘八百」(うそはっぴゃく)です。

意味

嘘八百とは、言うことがすべて嘘であること、まったくのでたらめという意味です。
「八百」は具体的な数ではなく、数の多さを強調するための表現です。

  • 八百(はっぴゃく):数が非常に多いことを表す語。

語源・由来

「八百」は、日本語で「数が多いこと」を表す際によく使われる数字です。
「八百屋」(多種多様な品を売る店)や「八百万の神」など、実際に八百という数を数えたわけではなく、「たくさん」「限りなく多い」という意味合いで用いられています。
「嘘」に「八百」を付けることで、一つや二つの嘘ではなく、口にすることのほとんどが嘘だらけであるという強調表現になったと考えられています。

使い方・例文

「嘘八百」は、相手の言うことがまったく信用できない様子を表す際に使われます。

  • 彼の言い訳は嘘八百で、誰も信じていなかった。
  • あの広告は嘘八百を並べた誇大広告だった。
  • 嘘八百を並べ立てて、その場をごまかそうとした。

英語表現

  • a pack of lies
    嘘だらけであることを表す、嘘八百に近い英語表現。

数字を借りた、日本語ならではの誇張表現

日本語には「八百」のほかにも、「千」「万」など具体的な数を誇張表現として使う言い回しが数多くあります。
「千代に八千代に」「万感」なども同様に、正確な数量ではなく「非常に多い」という感覚を伝える役割を担っています。
「嘘八百」という言葉が持つ小気味よい語感は、数字を借りた誇張表現ならではの、日本語特有のレトリックの豊かさを物語っています。

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