慣用句

陰日向なく

(かげひなたなく)

人の目がある場所でも、誰も見ていない場所でも、態度や行動を変えず誠実に振る舞うこと。


7文字の言葉 / 「か・が」から始まる言葉
陰日向なく ことば
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意味

「陰日向なく(かげひなたなく)」とは、誰かに見られていようがいまいが、常に変わらぬ態度で真面目に振る舞うという意味です。
表と裏で言動を使い分けない、裏表のない人柄を評価する際に使われます。

  • 陰(かげ):人目につかない場所、裏。
  • 日向(ひなた):日の当たる場所、表。
  • なく:区別がない、変わらない。

語源・由来

「陰日向」はもともと日陰と日なたという対照的な場所を指す言葉で、そこから転じて「人前と人のいないところでの言動の違い」を表すようになったとされています。

使い方・例文

「陰日向なく」は、真面目で信頼できる人物像を評価する場面で使われます。

  • 彼女は陰日向なく仕事に取り組む、信頼できる人だ。
  • 陰日向なく後輩の面倒を見る先輩は、誰からも慕われる。
  • 陰日向なく努力を続けた結果、実力が認められた。
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類義語・関連語

「陰日向なく」と似た意味を持つ言葉には、以下のようなものがあります。

  • 裏表がない(うらおもてがない):
    人によって態度を変えず、誠実であること。

対義語

「陰日向なく」とは対照的な意味を持つ言葉には、以下のようなものがあります。

  • 面従腹背(めんじゅうふくはい):
    表向きは従うふりをしながら、内心では反発していること。

英語表現

be the same person, seen or unseen

「見られていてもいなくても同じ人物である」という、この言葉の趣旨に近い表現。

She is the same person, seen or unseen, at work.
(彼女は職場で、陰日向なく振る舞う人だ。)

「陰日向になる」は人を支えること

「陰日向」には、「陰日向なく」とは向きの違う使い方もあります。
「陰日向になって助ける」のように言うと、表立って動くときも裏に回るときも、相手のために手を尽くしてかばうことになります。

人目によって態度を変える「陰日向」とは、ちょうど逆の向きです。

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