意味
「一問一答」とは、質問と答えをひとつずつ交わし、それを繰り返すことという意味です。「報道陣と一問一答する」のように「する」を付けて動詞としても使われ、会見や取材、面接など、問いと答えを一つずつ積み重ねていく場面で用いられます。
構成要素は、以下のように分解できます。
- 一問(いちもん):一つの問い。
- 一答(いっとう):一つの答え。「いっとう」と促音になる。
使い方・例文
「一問一答」は、質問と答えを一つずつ重ねていくやり取りの場面で使われます。
- 会見を終えた社長は、記者団と長い一問一答を交わした。
- 面接は終始一問一答の形で進み、二十分ほどで終わった。
- 委員会での一問一答が、そのまま議事録に載っている。
類義語・関連語
「一問一答」と同じく、問いと答えのやり取りにかかわる言葉には以下のようなものがあります。
- 質疑応答(しつぎおうとう):
疑問点を問いただし、それに答える一連のやり取り。 - 自問自答(じもんじとう):
自分自身に問いかけ、自分でその答えを出すこと。 - 問答無用(もんどうむよう):
話し合う必要がないとして、相手の言い分を聞かずに進めること。
「一問一答」と「質疑応答」の違い
どちらも問いと答えのやり取りを指し、会議や会見の場面で並んで使われます。
「一問一答」は問いと答えを一つずつ組にして進める形に重きがあり、「質疑応答」は問いと答えのやり取り全体を指します。
| 語句 | 重きを置く点 | 使われる場面 |
|---|---|---|
| 一問一答 (いちもんいっとう) | 一つずつ組にする進め方 | 会見・面接・議事録 |
| 質疑応答 (しつぎおうとう) | やり取り全体 | 発表や説明のあとの時間 |
英語表現
Q and A
質問と答えを重ねる時間や、その形式のやり取りを指す言い方。
The lecture was followed by a Q and A with the audience.
(講義のあとに、聴衆との一問一答がありました。)
裁判の手続きだった「一問一答」
「一問一答」には、中世の武家の裁判で使われた別の意味があります。
訴えた側が訴状を出し、訴えられた側が答弁書を出す、この一往復が「一問一答」でした。
同じやり取りを三度繰り返す形は「三問三答」と呼ばれ、鎌倉幕府のもとで整えられた手続きです。









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