名言・格言 ことわざ

礼に始まり礼に終わる

(れいにはじまりれいにおわる)

どんな行為も礼儀正しい挨拶で始め、礼儀正しい挨拶で締めくくるべきだという教え。


13文字の言葉」から始まる言葉
礼に始まり礼に終わる ことば
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意味

礼に始まり礼に終わるとは、何をするときも礼儀正しい挨拶から始め、最後まで礼を尽くして締めくくるべきだという教えを意味します。
特に武道において、勝敗以上に相手への敬意を貫く姿勢を重んじる考え方を表します。

  • (れい):相手への敬意を、行動や言葉で表す作法。
  • 始まり・終わる:物事の最初と最後。

語源・由来

武道の稽古や試合では、開始前と終了後に必ず相手や道場へ一礼する作法が受け継がれています。
この精神を明文化した言葉としては、空手の松濤館流を開いた船越義珍が示した「松濤二十訓」の第一条、「空手道は礼に始まり礼に終る事を忘るな」がよく知られています。
柔道や剣道など他の武道でも同様の礼法が重んじられており、特定の流派に限らず、日本の武道全体に根づいた精神を表す言葉として広まったという説があります。

使い方・例文

礼に始まり礼に終わるは、武道の稽古や試合の場面のほか、勝敗にこだわりすぎる姿勢を戒める場面でも使われます。

  • 柔道は礼に始まり礼に終わる、精神修養の側面も持つ。
  • 監督は選手たちに礼に始まり礼に終わる大切さを説いた。
  • 試合に負けても、礼に始まり礼に終わる姿勢は崩さなかった。

世界のスポーツにも息づく「礼」の精神

サッカーの試合後に相手選手とユニフォームを交換したり、テニスでネット越しに握手を交わしたりする光景は、日本の武道の礼と同じ根を持つ行為だといえます。
勝敗を競い合った相手だからこそ敬意を示す、という発想は国や競技を超えて共有されている感覚です。
ただし日本の武道では、礼が勝敗の結果ではなく試合そのものの一部として型に組み込まれている点に特徴があります。
始まりと終わりを礼で挟むことで、勝負そのものを敬意という枠の中に収めようとする姿勢が、この言葉には込められています。

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