意味
「確乎不動(かっこふどう)」とは、物事や信念・考えなどが少しもぐらつかず、びくともしないさまという意味です。
「確固不動」とも書きます。
語源・由来
この言葉は、しっかりと確かなさまを表す「確乎」と、動かないことを表す「不動」を組み合わせた語です。
使い方・例文
- 周囲に反対されても、確乎不動の決意で留学を決めた。
- 何を言われても、確乎不動の信念を貫く姿勢は変わらなかった。
- 校長は、校則を守るという確乎不動の方針を示した。
類義語・関連語
- 確乎不抜(かっこふばつ):
しっかりとして動じないさま。
確乎不動の「確乎」は『易経』にも出てきます
『易経』の乾の卦について説明した文言伝に、次の一節があります。
龍德而隱者也。不易乎世,不成乎名,遯世无悶,不見是而无悶,樂則行之,憂則違之,確乎其不可拔,潛龍也。
(竜の徳をそなえながら隠れている者である。世の中に左右されず、名を成そうともせず、世を避けても悶えず、認められなくても悶えない。楽しければこれを行い、憂いがあればこれを避け、しっかりとして抜くことができない。これが潜竜(= 水中に隠れている竜)である。)
「確乎其不可拔」は、しっかりしていて抜き取ることができない、という句です。
「確乎」の字が使われた古い例のひとつです。

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