二字熟語 故事成語

折角

(せっかく)

苦労をいとわず、わざわざ何かをするさま。「折角の」の形では、得がたい好機を大切に思う気持ちを表す。


4文字の言葉 / 「せ・ぜ」から始まる言葉
折角 ことば
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意味

「折角(せっかく)」とは、困難を押して、わざわざ苦労して事をするさまをいいます。
「折角の」の形で名詞に続けると、めったにない恵まれた機会を大事に思う気持ちを表します。
手紙などでは「つとめて」の意味でも使います。

語源・由来

この言葉は、中国の古い歴史書に見える二つの話と結びつけて説明されます。
一つは、漢の朱雲しゅうんが五鹿ごろくの充宗じゅうそうと易えき(= 占いの学問)を論じて言い負かし、人々が「鹿の角を折った」としゃれた話です。
古くは高慢な人をやりこめる意味や、骨を折って力を尽くす意味でも使われ、この話がそのもとだと説明されます。
もう一つは、後漢の郭泰かくたいの頭巾ずきんの角が雨で折れると、彼を慕う人々がわざわざ自分の頭巾の角を折ってまねた話で、「わざわざ」の意味はここから出たという説があります。

使い方・例文

「折角〜したのに」の形で、した事が期待どおりの結果にならず惜しいという気持ちも表します。

  • 雨の中を折角届けてくれた書類だから、すぐに目を通した。
  • 折角の連休なのに、熱を出して三日とも寝込んでしまった。

類義語・関連語

  • わざわざ:
    ついでではなく、そのことのためだけに何かをするさま。「折角の休日」のように名詞として使う形は「折角」だけにある用法。
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