慣用句
先手を打つ
(せんてをうつ)相手に先んじて動き、有利な立場を占めること。また、起こりうる事態を見越して、前もって手を打っておくこと。
ことば
意味
「先手を打つ(せんてをうつ)」とは、相手より先に事を起こして、優位に立つという意味です。
また、起こりそうな事態を見越して、前もって対策をとっておくことも言います。
語源・由来
もとは囲碁や将棋で、相手より先に石や駒を打つことを言う言葉です。
そこから、勝負事に限らず、相手より先に手を打つことを広く指すようになりました。
使い方・例文
「先手を打たれる」の形で、相手に先に動かれた側から言うこともできます。
- 隣の店が値下げする前に、先手を打ってこちらから特売を始めた。
- 台風が近づくと聞き、先手を打って窓に板を打ちつけておいた。
類義語・関連語
- 機先を制する(きせんをせいする):
相手より先に動いて、その計画や勢いをくじくこと。前もって備えておく意味は含まない。 - 先手を取る(せんてをとる):
相手より先に事を起こし、有利な立場に立つこと。 - 先を越す(さきをこす):
相手より先に物事を行うこと。前もって備えておく意味は含まない。 - 先んずれば人を制す(さきんずればひとをせいす):
人より先に行えば有利な立場に立てる、という教え。動作そのものを言う「先手を打つ」とは働きが違う。 - 先手必勝(せんてひっしょう):
勝負事では、先に仕掛けた側が必ず勝てるということ。
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